しょくにんの長期投資

長期的な視点で投資について日々考えている事を綴っていきます。

Alphabet(旧Google)の2021年度決算をみる

2月1日に決算発表があったのでざっと眺めてみました。

 

結果は事前に予想されてた内容とあまり違いがありませんでしたが、まずはPLの推移を可視化してみました。

f:id:hasamigirochine:20220206184254j:plain

AlphabetのPL推移_2021

 

21年は前年比で売上(revenueの事で棒グラフの高さに相当)が大幅に上がってます、YoYで41%程です。

コストの伸びは売上の伸びより小さいため営業利益率は大きくなってます。

売上が大きく伸びてもコストの割合に変化は見られないですね、なんでそうなってるかわかわらないんですけど。

 

次はセグメント別の売上(Revenue)推移を可視化しました。

 

f:id:hasamigirochine:20220206185057j:plain

セグメント別revenue推移_2021

Google Otherを除く各セグメントがYoY40%以上の増加をしています。

コロナの巣ごもり需要のえいきょうでしょうか、ここ数年YoYの伸びが小さくなってたGoogle Search & otherも伸びてます。

 

 

個人的に気にしてるYoutubeGoogle CloudのセグメントはYoY推移も可視化してました。

f:id:hasamigirochine:20220206185355j:plain

Youtube & Google CloudセグメントのRevenueとYoY

相変わらずとてつもない成長してますね。

ですが2022年以降はどれくらい伸びるのか気になります。

 

純利益の60%以上を自社株買いに費やしてるのは個人的に好印象です。

自社株買い額/純利益 = Bil$50,274 / Bil$ 76,033

 

売上だけ見てても投資判断の材料にはならなくなってきたな~、これまではYoutuber始めた人どんどん増えたり、仕事でクラウド使ってるのでその勢いを肌身で感じてたんですが、来期以降はコロナ収束やYoutubeのチャンネル増数も落ち着くかもで業績にどう影響及ぼすとかちょっとイメージがついてないです。

ほかのデータ集めてシナリオ検証する必要がありそうな気がしてます。